フジクラグループCSR
CSRの推進
フジクラグループのCSR推進活動
CSR専門家とのダイアログ
当社は、毎年、自社が解決すべき課題について、ステークホルダーや有識者の方々からご意見をいただき、企業活動に活かすことを目的に、ダイアログを実施しています。5回目となる今年は「フジクラグループの働き方改革への取り組みについて」をテーマに、人事分野の専門家である中央大学大学院の佐藤博樹教授をお招きし、役員からライン長、さらに担当者までの幅広い層の社員とのダイアログを行いました。 |
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<主なご意見>
- 仕事ができる社員に残業が集中することを防ぐには、社員の育成が大事であり、社員全体のレベルアップを図ることが大事。
- 残業が多い部署は、あらかじめ定時で帰宅する日を定め、断固帰るように段取りを考えることで、1週間の仕事の仕方を考えるようになる。
- 新入社員を育てるには初任配属先が大事であり、部下のポテンシャルを見て育てられる管理職の下に配属すべき。
- ダイバーシティ経営は、多様な価値観を認めることである。ワークワーク社員が悪いのではなく、そのような価値観を持った社員しか認めないのは良くない。
CSRホームページ
フジクラグループCSR委員会は、社員に向けたイントラネットを使ったCSR情報の発信を積極的に行っています。2016年度は、約100回の発信を行い、年間約6万件のアクセスがありました。 |
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CSRワールド(CSR情報紙)
事業所の製造職場の社員やグローバルなグループ社員に向けたCSRの情報紙を毎月発行しています。年間12回、和文・英文で作成し、グローバル約70拠点に発信を行っています。 |
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CSVの検討
CSVの考え方
- CSVとは
- 昨今、CSRの専門家や一部の機関投資家から、新しい経営学の概念であるCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)に関する企業の取り組みについて注目が集まっています。
CSVとは企業が本業を通じて、社会価値を向上(社会課題解決)し、経済価値(利益)も得る活動のことと定義されています。外部からの要請に応えるだけでなく、事業と関連して内発的にテーマを選び、社会的な価値と同時に自社の利益にも結びつける活動です。当社グループはこれまでも社会課題解決のための事業活動を続けてきましたが、2017年を「フジクラCSV元年」とし、CSVを本格的に考えるスタートの年としました。
フジクラのCSV
- 環境配慮型製品への取り組み
- 地球環境の悪化は、喫緊の社会課題です。当社グループは、企画・開発・設計の段階で、製品の環境配慮性をライフサイクルにおいて評価する製品環境アセスメントの実施し、環境性能の向上に取り組んでいます。
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- 途上国への国づくり支援
当社グループでは、2013年にミャンマー事務所を設立後、2015年にBarons Machinary & Engineering Co., Ltdとの合弁会社であるBarons & Fujikura EPC Co., Ltd(. 以下、BFE)を設立し、ミャンマーの電力・通信インフラの発達に貢献してきました。 |
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CSVの取り組み
- ダイアログの実施「フジクラのCSVを考える」
- 当社グループCSR活動の実行委員会であるワーキングチーム定例会議にて「フジクラグループのCSVとは」についてダイアログを行いました。委員からは「フジクラらしいCSVを考える必要がある」「社会課題に対して何ができるかを整理すべき」など、多くの意見が出されました。これらの意見を踏まえ、今後はCSVの専門家とのダイアログを行うなど、社会課題を捉えなおすとともに、フジクラのCSVをさらに推進させていきます。